フッ素塗料が外壁塗装で選ばれるポイント メリット&おすすめメーカー紹介
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東京スカイツリーに使用されるほどの耐久性の高い塗料といえばフッ素。
最近は戸建住宅の外壁塗装でも使用されるようになった塗料です。
フッ素塗料は外壁塗装での評判も良く、汚れにくく、防水性も兼ね備えた高機能な塗料です。
しかし、外壁塗装の定番シリコンと比較すると価格はかなり高めなのが現状。
こちらの記事では、メリット・デメリット・メーカー紹介・注意点などを紹介しています。
ぜひ、フッ素塗料の特長を知っていただき、ご自分の家に合った塗料かどうか検討されてみてください。
フッ素塗料の特長とメリット&デメリットは?
フッ素塗料の特長フッ素系塗料とは塗料の主成分が合成樹脂で、その樹脂にフッ素が含まれている塗料のことです。 耐久性の高い塗料として東京スカイツリーに使用されたフッ素ですが、 玉になった油がコロコロと転がるように動きますよね。
フッ素のメリット 防汚性・耐久性で長持ちに!耐用年数が長く、12年〜20年と塗り替え頻度を少なくすることが可能です。 1回あたりの外壁塗装のコストが「高い」というデメリットもカバーできるかもしれません。
新築の様な光沢感に!フッ素塗料のもう1つの特長として光沢感が出せることです。
屋根にも最適! そのため、耐候性があり、紫外線に強いフッ素塗料は最適なのです。 目に見えない場所だからこそ、耐久性の高いフッ素を屋根に採用して安心できます。
フッ素のデメリット費用が高くなる外壁塗装の塗料の中でもフッ素は費用が高いことが大きなデメリットの1つ。
重ね塗りには不向きフッ素の特長「汚れを寄せつけない」効果があるため。 そのため次の外壁では、業者へ「前回はフッ素塗料で塗りました」としっかり説明をした上で、 |
このような方に、フッ素塗料をおすすめ!
フッ素塗料は、耐久年が十分にあり、 汚れが付きにくいメリットがある反面、価格が高いというデメリットもありました。
① トータルコストを節約したい方マイホームをこれから先美しく維持したいと考えた時、トータルコストで節約したい方はフッ素塗料をおすすめいたします。 35年間で考えた場合 シリコン塗料を(平均12年)を3回行う=100万×3回=300万円 差額はなんと60万円 といったように、長期間でシミュレーションすると、トータルコストを削減できることでしょう。 ② 光沢・ツヤのある外壁にしたい方フッ素塗料は、光沢のある外壁にしてくれます。 ③長持ちさせたいフッ素塗料は、構造上、紫外線によるダメージを受けにくく、耐久性・防汚性共に優れています。 あなたのご希望やお悩みは、いくつ当てはまりましたか?もし、1つ以上チェックがある方は、フッ素塗料を候補に入れてみてはいかがでしょうか? 1回の塗装は他の塗料よりも費用が高くなりますが、長期間で考えると かなりメリットがあります。
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シリコン塗料・ラジカル塗料との比較
![]() フッ素塗料の費用や耐久性は、他の塗料と比べるとどのくらい差があるのでしょうか。
シリコンとは?シリコン塗料は、外壁塗装において最もスタンダードで人気の高い塗料です。 価格・耐候性・汚れにくい性能もありバランスがよい点です。 標準となる塗料として必ずシリコン塗料が入っていますので覚えておきましょう。 外壁塗装 シリコン塗料のメリット防汚性・耐久性で外壁を長持ちに!シリコン塗料には、セラミック成分も配合されています。 外壁塗装の工事が終わっても美しさをキープ。防汚性が高いので、汚れてしまってもキレイに落とせるので安心です。
コストパフォーマンスが抜群シリコン塗料は費用対効果が良い事があげられます。
カラーバリエーションが豊富!外壁をイメージチェンジ!シリコン塗料は大変人気のため、各塗料メーカーが力を入れてきました。 そのため、シリコン塗料は他の塗料よりもカラーバリエーションを多く揃えられてきました。 思い通りの色を組み合わせてイメージチェンジしてみてはいかがでしょうか?
屋根も付帯部分もシリコン塗料で一緒にできるシリコン塗料はとても使い勝手がよく、外壁以外の、屋根・付帯部分(雨樋・破風・雨戸・ベランダなど) 屋根・付帯部分に、ワンランク耐久性が低いウレタン塗料を提案されることがあります。 外壁と一緒のシリコン塗料にしておけば劣化スピードが同じになるので、 外壁と共に付帯部分、屋根部分もシリコン塗料で統一するとよいでしょう。
外壁塗装 シリコン塗料のデメリットヒビ割れしやすい外壁塗装した場合、シリコン塗料は塗膜部分が硬く剥がれにくいという良い部分がありますが、 地震で外壁がヒビ割れした場合には、追従ができずシリコンの塗膜も一緒に割れてしまうことが多いです。
重ね塗りには不向き重ね塗りをする際に塗料を弾いてしまう性質がシリコン塗料にはあります。 10年後に再び外壁塗装をした、塗膜の密着性が悪くなってしまう可能性があります。 シリコン塗料と相性が良い下地材を使えば、キレイに塗装できますのでご安心ください。
定番だけに種類が多すぎて選べないシリコンは塗料メーカにとっても売れ筋商品。 ラジカル塗料とは?外壁の表面が劣化・退化してしまう チョーキング現象(触るとチョークのように詩白い粉が付く)を抑えるため 発売された新しい塗料です。 ラジカル塗料は、酸化チタンと光安定剤(HALS)が含まれている塗料のことで、 劣化に強い塗料で「ラジカル制御型塗料」とも呼ばれていています。
外壁塗装 ラジカル塗料のメリット チョーキングが起こりにくい外壁に触れると手にチョークの粉のようなものが付着する「チョーキング(白亜化)」は、外壁の塗膜劣化現象の一つです。
白や淡色で塗装された外装では、白色顔料の劣化が進み、チョーキング現象が発生しやすい傾向があります。 チョーキング現象が起きてしまった外壁は、塗り替えを行わなくてはいけません。
コストパフォーマンスが高いラジカル塗料はフッ素と比較するとお値打ちで、耐久性はシリコンよりも若干良く、汚れに強い点で高性能です。
比較種類・施工単価(㎡)・耐用年数ラジカル塗料:目安 フッ素塗料:目安
防汚・防カビ性ラジカル塗料は、藻やカビが付きにくいのも特長の1つです。
塗装時の光沢が持続汚れに強くなった外壁は、光沢の持ちが良くなる点でも大きなメリットです。
下地(壁)と相性が良いほとんどの戸建の外壁に使えるのもラジカル塗料の良さ。 サイディング・モルタル・コンクリート・木部など壁素材に対して塗装することができます。
伸びが良いので塗りやすい塗料の伸びがよく、塗りやすいので、ラジカル塗料は多くの職人に好評です。
外壁塗装 ラジカル塗料のデメリット濃い色にできない場合があるラジカル塗料の主成分である高耐候酸化チタンは白色顔料なので、黒色・紺色などの色を選べないことがあります。
実は耐用年数の効果・実績がわからないラジカル塗料は2012年に発売され普及してきた最新塗料なので、最長耐用年数とされる16年経過した家はありません。 ですので現在の時点では、ラジカル塗料の実力を証明する外壁塗装店・リフォーム店は存在しないのです。 |
フッ素塗料の種類とメーカー選び方
外壁塗装 3大メーカーの代表的なフッ素を紹介!有数な外壁塗装の 3 大メーカーと塗料名を紹介いたします。 弱溶剤の外壁塗料は施工中にシンナーの臭いがします。 日本ペイント (通称:ニッペ)日本ペイントは、創業140周年を超える老舗の塗料メーカーです。 ファイン4Fセラミック外壁・弱溶剤・2液型・4フッ化フッ素セラミック 3,070~5,630円/㎡(2工程)
ツヤ消しはできません。 ピュアライドUVプロテクト4Fクリヤー外壁・弱溶剤・2液型・4フッ化フッ素樹脂 3,580円/㎡(2工程) 透明な「クリア塗料」であることですが、さらに油性・水性・艶あり・艶消しを選べます。 ツヤ消しも選べますので、イメージ通りの仕上がりにしやすくなります。 サーモアイ4F屋根・弱溶剤・2液型・4フッ化フッ素樹脂 5,010~5,040円/㎡(3工程) サーモアイは高い遮熱性があり、メーカーの実験では通常塗料と比較すると 夏の熱の侵入を防ぐ効果が高いので、2階が住空間の方や広い屋根のお住まいはサーモアイをおすすめいたします。 エスケー化研クリーンマイルドフッソ外壁・弱溶剤・2液型 2,800円/㎡ クリーンマイルドフッソの主な特長として、汚れに強い・カビや藻に強い・耐久性が高く スーパーセラタイトF外壁・水性・1液型・ラジカル制御型 2,900円/㎡ 今までのフッ素樹脂塗料とは少し違うタイプで、シリコンとフッ素で作られたハイブリッド塗料です。 硬く緻密な塗装表面は、親水性塗膜となり低汚染性能を発揮していて、 1液型で計量間違えがなく、水性なので匂いもなく安心な塗料です。 クールタイトF屋根・弱溶剤・2液型 4,350円/㎡(スレート屋根) 遮熱性能に優れて いるクールタイトFは、太陽光含まれている近赤外領域を反射する点にあります。 遮熱性能のある塗料を屋根に塗ることで、室温の上昇を抑制し、空調の効率を上げることができます。 他のフッ素系屋根塗料よりも耐用年数が短い のですが、その分価格面を抑えることができます。 関西ペイント(通称:カンペ)セラMフッソ外壁・弱溶剤・2液型 3,630円/㎡ 親水性が高く、低汚染性が高い為、塗装した綺麗な状態を維持されたい方はおすすめです。 施工面でも中塗り・上塗り材が異なっているため、中塗りを手抜きされる心配がないので安心できます。 アレスアクアフッソⅡ上塗外壁・水性・1液型 3,130円/㎡ 低汚染性で優れており「白塗料における屋外ばくろ6か月のΔL値」を調べたところ、 スーパーフッソルーフペイント屋根・弱溶剤・1液型 3,420円/㎡ 特長として速乾性があり、雨が降っても白化しづらく、 |
まとめ
このような方は、フッ素塗料をおすすめ●トータルコストを節約したい方
フッ素塗料は、シリコン塗料やラジカル塗料よりも、1回の価格は高くなりますが、耐久年数はトップクラス。 お見積もり現地調査は無料です外壁塗料の選び方や価格・相場などで疑問点がございましたら、ぜひアマノ建装にお気軽にご相談ください。 施工実績などもお見せしながら、お客様にあった塗料・施工方法をご提案させていただきます。 ぜひご利用ください。 |