足場を仮設し、施工に移っていきます。
周囲を入念にビニール養生したうえで、屋根の高圧洗浄を行っていきます。
長年の雨風によって蓄積された汚れを、専用の高圧洗浄機で、ていねいに汚れを落としていきます。
外壁も同様、入念に高圧洗浄を行います。高圧洗浄には汚れを落とすだけではなく、古い塗膜を取り除く意味合いが強いのです。
ベランダ部分もこの通り、汚れがみるみる落ちていきます。
雨戸は裏側までていねいに洗浄を行い、隅々まで汚れを落としていきます。
洗浄後は、屋根の棟部分にケレンかけと呼ばれる下地処理を施していきます。
ケレンとは、主に鉄部をヤスリで擦り、汚れやサビを落としたうえで新しい塗料の付着をよくする作業のことを指します。
足場仮設後にはビニールで養生したうえで、高圧洗浄にてていねいに汚れを落としていきます。
一般的に鉄部は塗料の付着が悪いため、こうしたケレンかけをしっかり行わないまま塗装すると、塗料の付着が悪いため2~3年といった短期間で塗装の剥がれが起きてしまうことがあります。
鉄部へのケレンかけ後にはサビ止めを塗布していきます。
サビが発生しやすい鉄部には、下地処理後のサビ止めの塗布が必要不可欠です。
手すり部分もていねいに、ひと塗りひと塗りサビ止めを施していきます。
下地処理が完了したら、屋根の下塗り工程から行っていきます。
スレート屋根は今回が初メンテナンスのため、下塗り塗料の吸い込みが著しかったので、下塗りを2回、上塗りを2回の計4回塗りで仕上げていきます。
下塗り後には、屋根材同士の間に隙間を敢えて作ることで雨水の排出をさせるタスペーサーと呼ばれる縁切り部材を差し入れていきます。
2回目の下塗り中のお写真です。下塗り作業はも重要な下地処理の一環、これらをていねいに行うことで、上塗り時の仕上がりを大きく左右します。
こちらが今回施工に使用する屋根塗装の塗料、アステックペイント「スーパーシャネツサーモF」です。しっかりとした遮熱効果を持ちながらもお手頃な価格の人気の塗料です。
こちらは外壁に使用するアステックペイント社の「超低汚染リファイン1000Si-IR」、屋根同様に遮熱効果がある塗料を用いて塗装を行っていきます。
スーパーシャネツサーモFを使用して、屋根の上塗り1回目を行っていきます。
クールなグリーンによって、屋根全体のイメージが締まって見えます。
二度目の上塗りを行い、屋根の塗装施工が完了となります。見違えるほどにきれいになりました。
細かなクラックは補修を行ったうえでていねいに塗り替えを行います。
施主様のお悩みだった配線跡も目立たないよう補修を行いました。
目立たない軒天も清潔感のある真っ白へ塗り替えていきます。
下地処理として重要な下塗り工程をいかにていねいに行うかが仕上がりを左右していきます。
次に、色味を変えての中塗り工程へと移っていきます。
下塗り材と色味を変えることで、塗り漏らしがないように管理ができます。
仕上げの上塗り工程です。
ここまでの施工の集大成となる、片時も手が抜けない重要な塗装工程となります。
ローラーを使って上塗り工程を慎重かつスピーディに行っていきます。
雨戸の塗装前には、屋根同様にケレン掛けを行います。
ひと塗りひと塗りていねいに塗り替えることで、こんなにピカピカな仕上がりになりました。
板金屋根も、屋根と同様イメージを統一させた色味で塗り替えを行います。
塗膜は、反射するほどにきれいに塗装がされていきます。
雨樋のような細かな箇所もぬかりなく塗装していきます。
このような細かな鉄部は小さな刷毛を使い、慎重に塗装を進めていきます。
ベランダはこの通り、洗浄を行うことでピカピカな見た目へと生まれ変わりました。
ベランダのポリカーボネート屋根は撤去し、貼り替えを行っていきます。